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さて続きですー第2部

表面の赤土の地層と次の砂地の地層。

僕はこれを入れ替えられたらすごく歩きやすいのにと思ってまず赤土の地層を持ち上げて見たところ、
なんとケーキのスポンジ層をはがすように尺取虫状に持ち上がったのでした。

続いてその下の砂地の地層。これも持ち上がりました。
僕はその赤土と砂地の地層をひねって上下逆にしてみたのです。



粘土状の土はその部分だけがメビウスの輪のようにねじれただけでした。

「やっぱり無理かあ」そう思った瞬間、なんとじわりと地層が動き出し、ねじった先の道も緩やかに上下が入れ替わりだしたのです。

しばらくあっけに取られて見ていると、僕が苦労していた道は歩きやすい砂地の層にねじれて入れ替わってしまいました。

「ラッキィ(^^!!」

僕は嬉々として道を進みました。
そうしてどうやら終点らしい所までたどり着きました。

「ん?」

僕は道の終点で立ち止まりました。なにか、そこには迎えが来ているような気がしていたのに
誰もいないどころか、その先どう進めばいいのか道しるべも何もなかったのです。

「ま、とりあえず行ける所まで行くしかないな」

僕はこっちかな、あっちかなとウロウロしながら先に進みました。
すると目の前に人の行列ができていたのです。

「ここに並んどけばいいのかな?」

僕は行列のしんがりについて様子を観察しました。
皆、行儀よくならんで順番を待っています。

そこへ先頭の方から「次の方どうぞ」というアナウンスが流れ、列が前へ進みました。
と、そこへ、一人減った分を補充するように看護婦さんらしき人が僕の後ろに一人の男性を連れてきたのです。

「あれぇ?、僕の時は誰も付き添いなんていなかったぞ。やはり何かやらかしちゃったかな?」

僕は赤土と砂地の地層を入れ替えて歩きやすくしてしまったのがいけなかったのかな、などと考えていました。
そうこうする内に僕の前にいたおじさんが呼ばれ、ようやく僕の番が回ってくる時となりました。

「次の方どうぞ」

僕は一歩進みました。ところがそこへ看護婦さんに付き添われたおじさんが同じように一歩踏み出し、僕らはぶつかりそうになったのです。

「あ~やっぱり俺が何か間違っちゃったんだ。すみません、どうぞ先に」

僕はおじさんに詫びて道を譲った。

その時、僕らが入ろうとしていた診察室のような所にいた、若いイケメンのお医者さんが
(医者だと思うが最初は白い作務衣を着ていた。いつの間にか半そでのお医者さんのユニフォームに変わったけど)

「いや、いいですよ。並んでいたんでしょ?どうぞどうぞ」と僕を招いてくれたのだ。

僕は並んでいたおじさんにもう一度詫びて先に部屋に入った。そこは普通の病院の診察室そっくりだった。

僕はよろしくお願いしますなどと言いながらイケメン先生の前の丸椅子に座った。


先生は机の上のカルテのような書類を読みながら「ふんふん」とうなずいていたが
「この時、ね?、この時」とカルテを指し示しながら僕に質問してきた。

「この時ウソついてるよね?。なんで?」

僕は正直面食らった。何か診察でも受けるのかと思っていたのに「ウソついてるよね」とは何だ?。
しかし同時に僕はこの場では何があってもウソをついてはいけないと強く感じた。

「え~と、それはそれはですねぇ。。。私自身がプライドが高くてついウソついてしまいました」

僕は恥ずかしくてたまらなかったが正直に話した。

「ふーん、じゃ、これは?。人といらぬ喧嘩をしているけど」
「あ、それも・・・同じ理由です・・・」
「じゃ、これは?」
「あ、それは実は・・・」

僕は質問に冷や汗をかきながら正直に答え続けた。
先生はその合間に
「なんで生まれてきたか、理由わかってる?」とか
「生きている意味は何かちゃんと言える?」などと聞いてくるのだ。

そうして一通り問診が終わったあと、先生は難しい顔をして

「どうしようかなあ・・・」とつぶやいた。

「結構きついのかな?この世界」

「え?」僕は意味がわからず聞き返した。

「いや、生きてることがきついのかなと思って。だって結構無茶してきてるよね」

僕はなんと答えてよいのか咄嗟に判断できなかった。

続きはまた明日。今日はコンタクトの目が乾きまくっています。
今日もすてきな一日でした。うれしい楽しい言葉をかけてくださった人もいました。

みんなホントにありがとう。

おやすみなさい。


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プロフィール

ドミニク

Author:ドミニク
画家、朗読家、アートセラピスト。

福岡県糸島在住。

建築設計コンサルタント、デザイナーの仕事を経て、不思議なめぐり合わせにより、2006年1月から月や星々などから得られる不思議絵と、2006年6月から人間の中に感じられる光や形を描くパッションアートを描き始めました。

昔から本を読むこと、絵を描くことが大好きでした。大学では心理学を専攻し、その後建築デザインへと転向しました。学生時代は素人芝居に熱中していました。コンサルタントの仕事では、人の言葉にならない気持ちを汲む能力を磨くことができました。すべての経験が現在に繋がっています。

最近は、絵を描く際に降って来る言葉を紡ぎ、声を使って朗読する「絵とことばと声の展示会」を行ってます。

2頭のバーニーズマウンテンドックと6匹のメインクーン一家と共に、田舎のアトリエ暮らしを満喫しています(^^。

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