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田舎暮らし vol.1

 糸島の田舎にアトリエを設けて丸3年になる。海と山に囲まれた、まだ自然のエネルギーがかなり強いこの地に僕はずっと憧れていた。
ひょんな事から糸島に移り住み、それから僕の田舎のアトリエ暮らしが始まった。

 住んでみて最初に感じたこと。それは外気の温度の低さだった。街でも海沿いに住んでいたが、僕は当時すごい暑がりで、家族が迷惑する位にエアコンをかけまくっていた。それがここへ来て身体が正常になったのだろうか。海沿いとはいえ、実家以外はずっとマンション暮らしだったから、コンクリート造と木造の住まいの違いだろうか、僕は夏のエアコンもそれほど必要としなくなった。

 朝は神々しい黄金の光があふれ、夕方には薄紫に染まる大きな空。
力強い、人を寄せつけないエネルギーを発散する若い山々。
白い波しぶきを上げる、ものすごい強さの海。

 僕はこの地へ来て、絵もエッセイも、仕事として行っていた設計やデザインも大きく変わった。

 ある日は仕事の都合で夜中に帰宅した。車から出て、僕はいつも空を見上げる。おうし座のプレアデス星団がくっきりと見える時期だった。そんな中、ちょうど天頂辺りに飛行機雲のようなしろい線状の雲のようなものを見つけた。西に向かって空を大きく縦断している。地震雲かと思ったが、あれは気圧の境目だったのではなかっただろうか。まだ寒さの残る時期で、専門的には不明だが大気の水分がそこに結晶したのかもしれない。特筆すべきはその雲の背後にあったものである。なんとその白い線状の雲の背後に影が出来ていたのである。もっと詳しく説明すると雲の影が空に映っていたのである。

 僕は昔から冗談で「この空は実はハリボテで、月は銀紙、星は豆電球を暗幕にぶら下げてあり、ワイヤー仕掛けでランプの太陽が東から西に動いている。この世界は人間の錯覚を利用した神様の作った舞台だ」等と話す事があった。今年の年賀状はこのテーマで絵を描いたものだ。

 この、空に雲や天体の影が映る事は僕は小さい頃から知っていた。月食を観測すると、月の周りの空に大きな地球の影が映っているのがわかる。そんな現象を見るにつれ、僕はこの世界がそれほど確かなものではないような気がしていた。

 物理学の多次元構造の理論のように。

 街での生活ではなかなか気づかない事が田舎暮らしでは見えてくる。多分いろいろな面で。これからも多角的視野から田舎暮らしを楽しむつもりだ。
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プロフィール

ドミニク

Author:ドミニク
画家、朗読家、アートセラピスト。

福岡県糸島在住。

建築設計コンサルタント、デザイナーの仕事を経て、不思議なめぐり合わせにより、2006年1月から月や星々などから得られる不思議絵と、2006年6月から人間の中に感じられる光や形を描くパッションアートを描き始めました。

昔から本を読むこと、絵を描くことが大好きでした。大学では心理学を専攻し、その後建築デザインへと転向しました。学生時代は素人芝居に熱中していました。コンサルタントの仕事では、人の言葉にならない気持ちを汲む能力を磨くことができました。すべての経験が現在に繋がっています。

最近は、絵を描く際に降って来る言葉を紡ぎ、声を使って朗読する「絵とことばと声の展示会」を行ってます。

2頭のバーニーズマウンテンドックと6匹のメインクーン一家と共に、田舎のアトリエ暮らしを満喫しています(^^。

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